介護職員基礎研修課程シラバス | |||||||||
実施事業所名 | 研修事業の名称 | 研修時間 | 研修期間 | 実施会場 | |||||
株式会社デーシーエス | 山形県離転職者等職業訓練事業 緊急再就職促進訓練 介護員養成科(介護職員基礎研修課程) |
644時間 (基準内: 500時間) (基準外: 144時間) |
平成23年10月4日 〜 平成24年3月23日 |
レッツライセンスアカデミー山形校 | |||||
【カリキュラム内容】 | |||||||||
科目名 | 4 認知症の理解 | ||||||||
指導目標 | (1)認知症の病理や症状、治療について学ばせる。 | ||||||||
(2)認知症の利用者の支援の視点、介護の原則について学ばせる。 | |||||||||
(3)認知症の利用者への援助方法を学ばせる。 | |||||||||
(4)認知症の利用者の家族の立場を理解させる。 | |||||||||
(5)認知症を支える専門職の役割を学ばせる。 | |||||||||
到達水準 | (1)認知症の利用者がもつ生活機能を積極的に見い出してその機能が発揮できるよう支援し、利用者の尊厳を保持する。 | ||||||||
(2)認知症の医学的背景を理解した上で、介護の専門職として、認知症の利用者の行動、生活状況を的確に把握することができる。 | |||||||||
(3)認知症の障害や特徴をふまえ、認知症の利用者が構築している認知的世界を理解し、安定した状態で過ごせるように介護を提供できる。 | |||||||||
(4)認知症の障害や行動をふまえ、常に心身の状態の観察や行動を見守り、適切に対応することができる。 | |||||||||
(5)認知症の利用者に対して生活上の不適切な制限を行わないよう、対応・配慮ができる。 | |||||||||
(6)認知症利用者の家族の負担を理解し、適切に対応できる。 | |||||||||
項 目 | 内容 | 担当講師 | 日程 | 時間帯 | 研修時間 | ||||
講義 | 演習/実習 | ||||||||
1.認知症の医学的背景の理解 | ・年齢相応の物忘れと疾患としての認知症の区別等 | 渋谷 悦子 | 10月21日(金) | 9:00〜16:25 | 6 | ||||
・認知症の問題となる基本障害と行動 | |||||||||
・認知症を引き起こす原因疾病(脳血管性認知症、アルツハイマー病、ピック病、ヤコブ病など)、発生誘因 | |||||||||
・認知症とまちがえられやすい症状 | |||||||||
・若年性認知症 | |||||||||
2.認知症の心理・行動の理解 | ・認知症の心理・行動モデル | 佐藤 敬一 | 10月24日(月) | 9:00〜16:25 | 6 | ||||
・症状と障害の考え方 | |||||||||
・問題とみなされがちな行動のとらえ方と対応 | |||||||||
3.認知症の利用者への支援・介護の考え方 | ・介護の原則と観察(寄り添うケア、身体面・精神面・社会関係・服薬状況などを含む観察) | 鈴木 亜希子 | 11月1日(火) | 9:00〜16:25 | 6 | ||||
・健康管理、廃用性症候群予防 | |||||||||
・生活環境 ・社会活動 | |||||||||
・コミュニケーション(言語的・非言語的コミュニケーション等) | |||||||||
・音楽療法、回想法、動作法、バリデーション、レクリエーション、アクティビティ等 | |||||||||
・問題とみなされがちな行動と介護職員としてのとらえ方(せん妄、妄想、作話、帰宅願望、徘徊、昼夜逆転、不潔行為、興奮、大声・奇声、異食、自傷・他害、収集癖、性的問題行動、等) | |||||||||
4.認知症介護における医療・保健・福祉、関係機関、地域資源との連携、および自立支援のための地域による支え合い | ・医療、保健、福祉との連携 | 大滝 満 | 11月2日(水) | 9:00〜16:25 | 6 | ||||
・介護職の専門的支援 | |||||||||
5.家族へのケア | ・家族の心理の共感的な理解 | 大滝 満 | 11月8日(火) | 9:00〜16:25 | 6 | ||||
・専門家としての関わり、対応の方法(疾病の理解、サービスの活用、家族のストレスケア、助言) | |||||||||
小計 | 30 | 0 | |||||||
合計 | 30 | ||||||||
使用する機器・備品等 | |||||||||
使用するテキスト | 介護職員基礎研修テキスト第4巻(㈶長寿社会開発センター) | ||||||||
備考 |